よろこびの表現は10倍増しでお願いします
- Soulcom はらゆうこ
- 2020年11月8日
- 読了時間: 4分
セラピストゆうこです。
今日は、女子友が旅のお土産を渡してくれるとのことで、お互いの中間地点で合流してランチしてきました。
彼女との出会いはわずか2年ほど前のことですが、初めて会った日から驚くほど自然体で接することが出来る、非常にレアな友達になりました。
初めて会ったのは私のトークイベントの時。
多分2時間以上かけてお仕事帰りに駆けつけてくれて、それが本当にうれしくて。
次に会う時には日帰り旅行してました笑
私があることを相談したら、本音で私の間違いをバシっと言ってくれて、だからこそ、全身で信頼している人です。
セラピストのセラピスト、って感じですね。
なので時々、「これってどういうことかしら」と相談すると、私の斜め上を行く回答がとっても楽しくて、ついついいろいろと聞いてしまいます笑
さてさて。
私たち東北の人間は、非常に表情が乏しいです。
音楽で言うと、イントネーションもマイナーコードって感じで、なんかいっつも愚痴っているトーンに聞こえることもあります。
そして、悲しみも喜びも、ぐっと押さえ込むのも東北人の特性だと思っています。
(偏見かもしれませんが、知っている限り、そういう人が多いです)
なので、怒っているのかなんなのかもわかりにくいし、喜んでいるのかもわからないので、喜ばせ甲斐がないというか、「もー、なんなの!」って思うことも。
・・・という私も、非常に笑顔を作るのが苦手でしたし、たいてい写真はムスッとしていたり、口角が下がっていたり。
また、感情を出すことは品がないという文化もうっすらあるので、特に喜びを表現すると「あさましい」「いやしい」と思われるのではないか、という思い込みも強いと思います。
モデル時代には、なかなか笑顔が作れなくて、カメラマンにスタジオから追い出されたことも。
すっごい笑ってるんだけどなあと、スタジオの隅で泣いたこともありました。
が、当時はフィルムの時代ですから、あとで現像された写真を見ると、「こりゃひどい」ってくらい、暗いんですよ。
今ならデジカメなので、撮ったらすぐに見れられますけども、高いお金を払って使えない写真が現像されてきたときのあのショックは、今でも忘れません。
当時、事務所の社長が私に、「今の10倍は感情を出してもいい」と言いました。
ポージングを取って笑顔を作ると、「もっと笑って」「もっともっと笑って」って言うから、もう、顔の筋肉が痛くてたまらなかったです。
でもおかげで今は、カメラを向けられてもすぐに笑顔を作ることが出来ます。
もちろん、カメラがなくても、誰かと会った瞬間に満面の笑顔で挨拶をするので、すごくびっくりされたことがありました。
前にいた会社は月曜の朝、営業担当者が全員ひとつの場所に集まって朝礼をします。
そして最初は、周囲にいる人と握手をするところからスタート。
決められた時間内により多くの人と握手して挨拶を交わす、という習慣でした。
ある時、いつもは近くにいない上司と隣り合って、私が「おはようございます!」と手を差し出して目を合わせると、上司は後ろにのけぞって「わ!びっくりした!!」と言いました。
「はらさん、そんな顔で笑って担当者と会うの?」って言うのです。
笑顔に圧倒されてのけぞってしまった、ということらしいです。
けれども「その笑顔は魅了されるね!」って褒めてくれました。
またある時、おじさんばかりの居酒屋さんで、椅子はビールケース、しかも店内はぎゅうぎゅう。
トイレに立つたびに後ろの人にぶつかってしまうのです。
「あ!ごめんなさい!失礼しまーす!!」と言いながらトイレまで人の間をすり抜けていると、「キミの笑顔はすごいね!営業?どこの人?」と質問してきたおじさんたちがいました。
なんと、そのあたりでは超有名な大企業の役員さんたちで、「そういう営業マンがいたらうちも華やぐね~」と言ってくれました。
長年仕事を教えてくれた先輩も、「おまえは笑ってるだけでいい。それだけで数字が取れるから、わからないことがあっても、笑顔でいろ!」といつも言ってくれました。
笑ってるだけでいいわけではありませんが、やっぱり笑顔は人を幸せな気分にしたり、気持ちを高揚させたり、いろんないい効果があるんだなぁと思います。
CMタレントさんが何がすごいかというと、私たちが「おいしい!」ってとびっきり、最上級のテンションで表現したとすると、さらにその100倍はテンションが違うんです。
そうしないと伝わらないんですよね、画面では。
ってことは、私たちは相当オーバーなリアクションをしないと、どれほど喜んでいるかは伝わっていない、ってことです。
喜び、祝福、というのは、どんなに大げさに表現しても違反にはなりません。
それどころか、そのエネルギーが倍々の効果を生んで、天にも届くんです。
だから、ほんの少しでも嬉しいなって思ったら、10倍増しにして伝えていきましょう!
損しませんからね^^
セッションでは笑顔になって頂くために、とっておきのネタをいつもご用意しておりますよ♬
Comments