ヒプノセラピーは、セラピストにもクライアントにも予測不能な感動のドラマのようなもの
- Soulcom はらゆうこ
- 2019年9月8日
- 読了時間: 3分
Soulcom はらゆうこです。
台風が近づいている関東。
雨の匂いがするな~と思ったら、開けっ放しの窓から降り始めた雨で濡れたアスファルトの匂いがしていました。
テレビのBSも受信出来なくなり、天空ではすでに台風の影響が始まっているようですね。
さてさて。
ヒプノセラピーにお越しになるクライアントさんは、深い深い悩みを抱えています。
何とかしたいと思っていろいろと試して長い年月が経っている人もいらっしゃいます。
一体いつどこで心の傷になったのか、催眠療法で確かめたい、そして解決したいと思ってみなさんお越しになるわけですね。
私たちヒプノセラピストは、まず誘導催眠と言って、様々なイメージをクライアントさんに与えて、中程度のトランス状態に導きます。
「白い光が頭上に現れて、あなたの体を満たしていきます・・・・」
「目の前に白い扉が現れて、その扉の向こうには・・・・」
というような感じです。
でもクライアントさんの意識はとても明瞭で、起きている時とそれほど大差ない状態です。
ただ、目を閉じ、究極にリラックスしているので、心の扉、つまり潜在意識のフタがゆるんでいるような状態となっており、普段は思い出せないことが思い出しやすくなっている状態です。
ここからが本題です。
【どこに着地するかはセラピストにも本人(顕在意識)にもコントロールは出来ない】
十分に深いリラックス状態になり、心の扉の前に立つイメージをしてもらったら、私達はこう問いかけます。
「あなたが今、とても悩んでいることに対して、知る必要がある場面を見せてください・・・」
たいていの場合、幼少期のトラウマが出来た場面だったり、あるいはいきなり前世など生まれ変わる前の時代での悲惨な体験を再体験することを期待します。
そして、ほとんどの場合は、原因となったドラマを観ることが多いです。
ところが、最近私のクライアントさんには、ちょっと驚くような共通点が続いています。
それはどういうことかと言うと・・・。
ご本人たちもびっくりするような、「幸せだった過去」に着地するのです。
あまりにも幸せで満ちたりた過去を見て、号泣し、感動し、「ああ、私はこんなにも愛されていたんですね」と、輝くような笑顔で帰られます。
多分、本当に知るべき、そして癒すべき過去は壮絶なのだと思います。
それと、今がとても辛い状況なのだと思います。
だからこそ、潜在意識は、「まずは、どれほど幸せだったかを思い出してもらおう」とするのではないでしょうか。
私はひとことも、「最も幸せだった過去を見せてもらいましょう」などと誘導していません。
「知るべき過去」と誘導しているのです。
そして、彼ら彼女らは、次のセッションでしっかりと原因となった過去と向き合うことが出来ています。
ヒプノセラピーは、クライアント主導のセラピーであり、私たちセラピストはただただ導くだけだとおわかりいただけたでしょうか。
私たちの心の奥にある「最も賢い自分」は、いつでもあなたが見るべきものを見させ、必要のないものはいつでも手放せるようになっています。
そこに思い切り身を委ね、知る必要があることをありありと見ることが出来たならば、待っているのは深い癒しと前進です。
私は毎回、全く予測のつかないドラマを見せてもらい、ちょっと慌てながらも、自分とクライアントさんの心の力を信頼して、素晴らしい体験を一緒にさせてもらっています。
あなたが今もし深い悩みの中にいるならば、私と一緒にブレイクスルーしていきませんか?
サロンでお待ちしています。
いつもありがとうございます。
愛と感謝を込めて
Soulcom はらゆうこ
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