自己開示や等身大の自分をさらけ出す大切さについて
- Soulcom はらゆうこ
- 2020年9月30日
- 読了時間: 3分
セラピストゆうこです。
今日は仕事で神保町に行ったのですが、改めて街並みを見てみると、実にレトロな街ですよね。
昔っからある古書店が建ち並んでいて、古ぼけたビルが多く、私がお茶の水に住んでいた34年前となんら変わっていない。
通りを歩くだけで、古書独特の紙の匂いが漂ってくるのも、若い頃の郷愁を誘います。
ただただ勢いで生きていたあの頃にタイムスリップして来ました^^
さてさて。
あなたには、本当に頼れる相談相手がいますか?
いいところも悪いところもさらけ出せる相手はいますか?
あなたが「あの人は私を理解してくれている」と言える人は何人いますか?
また、あなたはあなたの大切な人のことを、理解していると言えますか?
私の場合、夫と離婚したあとの人生(正確に言うと別居してからの人生)で、それらを満たす人間関係が手に入りました。
私にとって結婚は、私を檻の中に閉じ込めていたようなものなのかもしれません。
もちろん、結婚していても、何の制限も無く自分らしくいられる方も大勢いますので、結婚がいいとか悪いとかいう話では、ないです。
あくまでも私の場合、夫が思い描く家庭像の登場人物のひとりでしたので、それは本当の私とはかけ離れていたようなのです。
でもそのことを理解してくれる人はいませんでした。
夫との関係について夫をよく知る人に相談しても、「いいダンナじゃん」っていう感じで、私の悩みに本気で向き合ってはくれませんでした。
「あいつの嫁はあなたにしか務まらないんだから」とか、「大目に見てやってよ」とか、夫を擁護する人が多かったので、結果、誰にもなんにも理解してもらえないまま、私の心が崩壊しました。
そしてセラピーを受けて、やっと、安心で安全な「話せる場所」を手に入れたのです。
でもそこは、公平で中立な場でもありました。
ひどいダンナだねー、なんて御法度。
「ご主人はどう思っていたのでしょうね」と、相手の背景まで踏み込んでセラピーは行われるのです。
友達や親に苦しい胸の内を伝えても、適当な相づちか、お説教になってしまい、結局身の置き所がなくなって、さらに苦しい状況が増していくのだとすれば、やはり、適切な相手に相談はすべきですね^^
私はセラピストとしてクライアントさんに自己開示する時も、無駄な自己開示はただのおしゃべりなので、クライアントさんが心を開くために必要なエピソードを都度チョイスしています。
セラピストだからって完璧なわけじゃなく、今の今も発展途上なのですよ、と等身大の自分を知ってもらうことで、「なーんだ。よかった^^」って安心してさらけ出してくれるための布石なのですね。
セラピストとして成長していく中で、心の傷も癒やしながら、適切に自分をオープンにする方法や、人との距離感などを学び、実際の人間関係にも大きな変化が起きました。
心から信頼出来る人たちとの出会いです。
ダメな時はちゃんと叱ってくれるし、辛くてしんどい時には肩を寄せて「大丈夫だよ」って言ってくれる。
そんな人たちとの出会いを、ここ2年間は楽しんでいます。
さあ、あなたも、あなた自身を癒やしながら、素晴らしい人間関係を築き上げていきませんか?
コロナの時代、人と接するのに距離が必要になりました。
せめて心の距離を縮める方法を身につけておきたいですよね。
是非そんな学びをしに来て下さいね!
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