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男性不信へのヒプノ的アプローチ

こんにちは


昨日の雪から一転、キリっとした晴れの日曜日です。


さてさて


女性からのご相談の中に、男性と親密になることが出来ない、という内容が少なくはありません。


好きという気持ちはある。


デートに誘われればうれしい。


お食事までは出来るけど・・・


その先に進むことが出来ない。


というケース、意外と多いのです。


別に性的虐待を受けたわけでもないし、自分では特に理由が見当たらない、と。


もちろん、性的被害などのトラウマに対しても、催眠療法は有効な手段のひとつです。


アプローチ先が明確なので、その時点に退行してリフレームしていくという点では、セラピストもクライアントもゴールが明確なのでわかりやすいとも言えます。


でも、そういった理由がなにもない場合、どこを癒せばいいのかカウンセリングだけでは難しい。



その点においてヒプノセラピーは、「知るべき過去に連れて行ってもらいましょう」と誘導すると、クライアントの意識がそこに着地してくれるので、単なる記憶ではないものが見えてきます。


また、本当に知るべき過去が今の自分では受け止めきれないような内容の場合には、意識が「一番愛された過去」に着地することも多いです。


不思議ですよね。


あるクライアントさんも、心から愛された記憶を催眠の中で再体験し、号泣していました。


その過去の自分からのメッセージは「こんなに愛された記憶があなたの魂には刻まれているのよ。そして、再び、こんな風に愛してくれる人が必ず現れるから、安心して待っていてね」というものでした。


クライアントさんは、男性不信となった過去を見るまでもなく、「今の私はまだそういう人に出会っていないだけなのだ」と理解し、好きでもその先に進めないというならば、それは運命の人ではないのかも、と捉えるようにしていると言っていました。


もちろん、男性不信となった少しヘビーな記憶としっかり向き合う方もいらっしゃいます。


前に進むために、どこまで自分の過去と向き合うのかは、クライアントさんが選ぶこと。


あなたが今、異性に対して恐怖心や不信感があったとしても、それが悲惨な過去があるということにはならず、いろいろな受け止め方があるんだなぁ、ということを頭の片隅に置いておいていただければと思います。



ではまた。


 
 
 

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